「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】【一次合宿総括】第4回(全8回)「チーム戦術というよりも一人ひとりの個人戦術が試されるサッカーだからね、うちは」(中村憲剛)

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1月15日の始動日から、綾町で行われた一次合宿までの取材を元にチーム編成や、今季のコンセプト、体づくり、新加入選手などのテーマに分けて分析した。全8回のうちの第4回は、相手をどう崩すのかについて。

 

■相手をどう崩すのか
基本布陣を試行錯誤で探る一方、崩しのイメージはある程度まとまりつつある。この件については中村憲剛が的確に述べてくれている。鵬翔高校戦後、「相手は関係なく頭を使って、ポジションを取って技術を使って相手を崩して、というのはJリーグだろうが高校生だろうが関係ない」と崩しについて説明。「ボールを取られないために、なおかつ相手の陣地でやるためにどうポジションを崩してその崩した動きを見て回りがどうサポートするのかというのは、凄く大事」と述べて流動性とその動きにチーム全体で有機的に絡むことの重要性を指摘。さらに、フロンターレのサッカーの本質を「チーム戦術というよりも一人ひとりの個人戦術が試されるサッカーだからね、うちは」と断じている。つまり、個々の選手により質の高い判断が求められるという事を述べている。

(残り 1365文字/全文: 1828文字)

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