2019.04.04

質の高い相手にどれだけ主導権を握れるか。ホーム初勝利に期待／J1 第6節川崎vsC大阪【プレビュー】

2019年04月04日 21時14分　
カテゴリ：川崎アディクト • 試合プレビュー
タグ : 2019 • vsC大阪

■質の高いC大阪
やはり勝利はいい。勝てない時期も何かが決定的に壊れていたというわけではなかったが、雰囲気は良くなったように見えた。

そんなチーム状態について鬼木達監督は「明らかに表情も明るいですし、またここから選手が巻き返してやろうという気持ちがすごく感じられる数日間かなと思ってます」と発言。その一方で小林悠は「勝つことで得るものはあると思うし、次のホームでどれだけ勝ち続けていけるかというところなので。そこからスタートだなと」と表情を引き締めていた。

やるべき事を見直し、質の向上に取り組んだ3日間を踏まえホーム等々力に迎えるC大阪が、かなり手強い相手なのは間違いない。

前節の松本戦では、知念慶を起点とした前からのプレスが効果的にハマり、DFやGKがロングキックに逃げざるを得ない状況を作り続けた。また松本の逃げのキックはそのほとんどがフロンターレボールになっており、相手ボールを回収してそこから攻撃が始まる好循環が生まれていた。しかしC大阪はそんな松本戦の戦いが通用する相手ではなさそう。

「守備のときは、基本的にこっちも前から取りに行くと思いますが、剥がされることもあるだろうし」と話すのは谷口彰悟だ。知念や中村憲剛、阿部浩之といった選手たちがスイッチを入れる守備によって相手ボールホルダーを追い込み、奪いきったり、ロングキックで蹴らせたり。そうした戦術がハマった松本とは違い、C大阪の選手たちはより高いスキルを持っている。

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