「川崎フットボールアディクト」

谷口彰悟の逆転弾を守りきれず。残念なドロー決着/ACL GS第5節 川崎vs上海上港【レポート】

ACL GS第5節
5月7日(火)(19:00KICKOFF/等々力/11,708人)
川崎 2 – 2 上海上港

■ミスを挽回
齋藤学が、試合を振り返る。

「やっぱり逃げたくなる、受けたくなくなる。本当に」

7分にフッキに喫した1失点目の起点になってしまった直後の、偽らざる心境だ。

齋藤は立ち上がりからチャンスを作っていた。3分にはゴール前のダミアンに絶妙なクロスを入れるがわずかに合わず。5分には小林との連携でCKを奪う。ただ、このCKのセカンドボールをロストして、一気にゴールまで運ばれてしまった。

ただ齋藤はそこでボールを受けることから逃げなかった。それがレアンドロ・ダミアンの同点ゴールにつながる。

1点ビハインドで迎えた13分。ボールホルダーの大島僚太に対してパスを要求した齋藤がフリック。パスをうけたダミアンが、齋藤とのワンツーで抜け出し、最後はうまく相手を外してきっちり流し込んだ。1失点目のミスを帳消しにした齋藤は、さらにギアを上げて攻撃に顔を出し続けた。66分の谷口彰悟の逆転ゴールにも関与して存在感を示した。

(残り 1523文字/全文: 1975文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ