「川崎フットボールアディクト」

名古屋との熱戦に触発された選手たちの戦いに期待/ACL GS第6節 シドニーFCvs川崎【プレビュー】


■名古屋戦のポジティブな影響
前節の2位名古屋戦は、結果として引き分けだったが、内容の伴った好試合を見せてくれた。勝ち点差で首位のFC東京に引き離されたのが残念だが、選手たちの反応を聞いていると、それ以上の財産を手に入れたように思える。クオリティの高い相手との対戦の結果、より良いサッカーへの探究心が芽生えたように見えるのだ。例えば知念慶は名古屋のサッカーについて次のように表現する。

「名古屋、うまかったです。今シーズン自分が出た試合の中では圧倒的に違かったです」

知念はいくつか具体的な話をしてくれたが、その中で名古屋のプレスの破り方を次のように説明。

「(普通は)追い詰めると無理にパスして引っかかる。相手ボールになるとしても、セカンドボールを拾われる形なんですが、(名古屋は)普通にポンポンと意図を持って繋げていた。だからオレらもむやみに突っ込めなかったですし、そういう難しさは試合をやりながらすごく感じてました」

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