「川崎フットボールアディクト」

「追加点」がもたらした勝ち点3。苦しい試合をものにする/J1 第17節 磐田vs川崎【レポート】

J1 第17節
6月30日(日)(19:03KICKOFF/ヤマハ/11,241人)
磐田 1 – 3 川崎

■小林悠の先制点

小林悠が決めた前半29分の先制点までは、磐田に押し込まれる時間が続いていた。

ポイントとして上げていたフロンターレの左サイドは、必ず同数以上の選手を配置してケアした磐田の守備を受け、思うように崩しきれず。特に荒木大吾には攻守両面で手こずらされていた。

あまり良くない形でボールを失うと、シンプルに前線のアダイウトンに長いパスを入れられて局面を打開され、また左に張ったロドリゲスに展開される形も度々作られており、シュートで攻撃を完結させられていた。

フロンターレが助けられたのは、その磐田のシュートの精度が上がらなかったということと、チョン・ソンリョンがファインセーブを連発してくれたこと。

試合後、敗因を問われた名波浩監督は「チャンスで決めきれない」と決定力不足に言及。前半だけで磐田は7本のシュートを打ったが、枠をそれるシュートも多くゴールは奪えずじまいだった。

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