「川崎フットボールアディクト」

苦境のリーグ戦、逆襲のための勝ち点3を/J1 第29節 G大阪vs川崎【プレビュー】


今節、G大阪と戦うリーグ戦について確認しておこう。

現在首位は鹿島で、勝ち点は55。
ながらく首位を保ってきたFC東京が勝ち点53で2位に後退。
3位が勝ち点52の横浜FM。
フロンターレは勝ち点47で4位につけている。

首位鹿島とは勝ち点8差。残り試合は6試合だから常識的に言って逆転は難しい。ただ31節に直接対決が残っているのが希望だ。また勝ち点5差の横浜FMに対しても33節に直接対決があり、追いつけない勝ち点差ではない。だからこそ、目の前の1試合1試合が大事になる。

そうした状況の中、大島僚太が闘志を燃やしている。大島はルヴァン杯準決勝第2戦の夜に見たニュース番組のコメントを聞いて反骨心が出てきたという。

「テレビを見てて、番組で(フロンターレが)リーグからルヴァンに切り替えたかなみたいなコメントがあって。まだ、早いぞというのを、見せたいです」

2017年のときも厳しい状況だったがあのときは鹿島だけを見ていればよかった。今季は鹿島に加え、FC東京、横浜FMを追い抜かねばならない。難しい状況なのは間違いないが、だからこそ大島は「追い上げたい一心でやってます。モチベーションは高いです」と力強かった。

逆転優勝にはまさに残り試合全勝が必要な状況だが、そのための1試合目となるこのG大阪戦について以下の2点について論じてみる。

ポイント1「大島僚太」
ポイント2「3か4か」

■ポイント1「大島僚太」

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