「川崎フットボールアディクト」

中村憲剛「J1上がって最初の1、2戦が自分の現役のラストの1,2戦にかぶるという。ちょっと、おっと思いましたけどね」【コラム】

浦和戦を前にした12月14日の練習後、中村憲剛がwebによる取材に応じた。

この一戦はリーグ戦の現役最後の等々力での試合ということになるが、その相手となる浦和について中学校1年のJリーグ開幕時から「応援もそうですし、チームのオーラもそうですし。(そういう雰囲気が)あるチームだなと」思っていたと振り返る。

また、J1昇格を決めた2004年の年末に、横浜FMと戦ったチャンピオンシップが印象深いという。

「チャンピオンシップをテレビで、マリノスとレッズ(の試合)を見てて、すごい、インテンシティの高い、レベルの高い試合をしてて、(中略)俺らこの中で来年やるのかというのを、結構身震いした記憶が」あると話す。

そうした試合を見てきたからか、浦和を相手にした埼玉スタジアムでの試合について「埼玉スタジアムで勝つというモチベーションというのは、ある意味他のスタジアムとはまた違った高まりは、すごい感じてました」という。

だからこそ「そういう意味ではその浦和とホームの、個人的には等々力ラストのゲームで浦和が来たというのは何か意味があるんじゃないかなと思ってます」と話す。

この点については、意味付けが可能だ。フロンターレがJ1に復帰した05年の開幕戦がアウェイの柏戦で、続く等々力でのホーム開幕戦が浦和戦だったのだ。そして、この2試合を憲剛は欠場している。

「2005年のときにね、開幕戦でレイソルとやる予定でしたが、結局ぼくは宿舎で体調不良になって。でその一週間後にやる浦和戦は、まあ腰痛めて、っていう」

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