「川崎フットボールアディクト」

チームを救った小林悠の先制点。選手個々が個性を発揮した後半のゴールラッシュを呼び込む/J1 第6節 vs浦和【レポート】

J1 第6節
3月21日(日)(15:04KICKOFF/埼スタ/4,679人)
浦和 0 – 5 川崎

■チームを救った小林悠

前半終了間際の42分。山根視来からのクロスを受けた小林悠が頭で決めて先制点。フロンターレらしくない試合展開が続いていた前半を1−0で折り返すことに成功した。

徐々に浦和にペースを握られた前半は、今季ワーストと表現していいレベルで悪かった。0−0で折り返せれば御の字という内容だっただけに、フロンターレとしては値千金の先制点だった。そんな小林の得点について旗手怜央は次のように証言している。

「僕自身、ああいう自分たちが何もできない状況だし、チャンスが生まれそうな状況だったり、ゴールを決めてもらえるというのは後ろの選手としてはありがたいですし、あのゴールでまたチームは乗っていけたと思うので。あのゴールに前半は救われたなと、個人的にも思います」

浦和にいいようにやられていた前半を受け小林の先制点に「救われた」と振り返る旗手。後半開始直後のゴールラッシュを考えれば、この試合を動かしたのが小林の先制点だとの説明は一定の理解を得られるはず。

■徐々にペースを手放した前半

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