無理せず他のコーチに相談する、子どもに「楽しい練習だったか」を聞いてみる。少しずつ学びながら自分らしい指導法を作ったらいい
▼読者からの質問5
私はお父さんコーチをしています。最初は未経験だったので断っていたのですが、息子が通うサッカークラブがコーチ不足で、何より子どもたちにより良い環境を作りたいという思いで引き受けました。でも、私はサッカー未経験です。サッカーのサイトや本を見て自分なりに練習内容を考えていますが、正直見たものの受け売りにしかなっていないです。子どもたちは一生懸命に取り組んでいるので、少しでも彼らが大きくなったときに役立つものにしたいです。
そこで質問です。
ドイツでは私のようなお父さんコーチはいるのでしょうか? いるとすれば、そのコーチはどのように勉強したり、何を大切に指導をしているのでしょうか?
▼中野からの答え
ドイツでも大多数のコーチはお父さんコーチです。みなさん普段は自分の仕事をしていて、時間を見つけて子どもたちのためにグラウンドの上でコーチをしています。例えば、私がいま関わっているU8チームですと、練習時間が17時〜18時30分。でも、その時間までに仕事を終えて、グラウンドに駆け付けられるという人はさすがにそこまで多くはありません。それでも、私の他に3人、コーチングスタッフとして名を連ねています。
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