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中野吉之伴「子どもと育つ」

子どもが試合に出られない。どうしよう。クラブとしてできることをしっかりと探していこう

▼コーチとして関わるSVホッホドルフのU10で問題があった。

【お父さんコーチ奮闘記 Vol.8】

うちのチームではリーグ戦のメンバーは監督が決めてグループチャットに連絡が来るようになっている。今季所属している子どもたちは全員で14人。試合は7対7で行われるため、1人のGK+6人のフィールドプレーヤー+4人の交代選手で構成されるために、毎試合3人の子が帯同メンバーから外れることになってしまう。

昨シーズンは選手が11-12人だったので、基本的に全員が帯同することができていただけに、今季はそのメンバーから外された子どもをどうするかという問題を抱えていた。1試合外れるだけならまだ子どももお父さん、お母さんも納得する。だがそれが2-3試合と続いてしまうと不満は当然出てくる。

ある試合の時には「なぜうちの息子が出れないの?この前もメンバーから外れていたけど?」「うちも!」というお母さんからの文句がグループチャットに。これに対してグループチャット内ではなく、個別にちゃんと話をして、解決策を見出せればよかったのだが、監督は感情的になったのか、何も考えてなかったのか、「一番うまい11人を連れていく」と書いてしまった。

これに対して猛反発が生まれてしまうのはある意味当然だった。

「うまくもない子は試合に連れていってもらう機会も、試合に出てアピールするチャンスももらえないっていうこと?」

お母さんが怒る気持ちはよくわかる。みんなが読んでいるグループチャット内で「お宅の子どもはそのメンバーに入ってない」と監督から公言されてしまったのだから。サッカーはうまいか、うまくないかだけで線引きをするべきではない。それぞれ特徴を持った子どもたちが、それぞれの強みを出し合って、それぞれの足りないところを補い合って、チームとして最大限の力をだしきるために戦い合う。子どもたちにはそれを体験できる機会が大切なのだ。この日、これ以上”燃え上がる”ことなく終わったのは幸運だったといえるだろう。

私はユース部長に連絡をして、監督と話をしてみることをすすめた。

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