中野吉之伴フッスバルラボ

【ドイツ便り】ドイツ代表欧州選手権メンバーを大予想。ミュラー、フンメルス復帰は間違いなし?

▼ ドイツ代表はどうなる?

ドイツ代表監督ヨアヒム・レーフは5月19日(水)に欧州選手権に向けたドイツ代表メンバーの発表を行う予定だ。今大会は新型コロナウィルスの影響もあり、通例の23選手から登録メンバー枠を26人まで広げられている。

大会登録メンバーは23人。6月1日の登録期限後でも選手が《深刻なけがや病気》をした場合は、初戦までであればメンバー変更ができることになっているが、新しい規定では新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した選手、そして濃厚接触者と判定された選手が出た場合も、変更可能となっている。

スペイン代表に1-6で惨敗し、北マケドニアにも敗れたドイツ代表。悲観的な声のほうが大きいのは事実あるが、コロナ禍に入るまでは代表選手の世代交代で一定の成果は出ていたのだ。過去最高ではない。でも壊滅的にひどい状態というわけでもない。

それに欧州選手権もワールドカップも短期決戦。自分達の現状を確かに分析し、戦い方を見定めて、そのための戦力を整え、戦い抜くための準備をやり通すことができたら、それなりの成績を残せる力はあると思われる。

メンバー選考についてレーフ監督は「新型コロナウィルスの影響で代表の変革が途中で止まらざるをえなくなってしまった。状況は以前とは違う。欧州選手権でベストの成績を残すために、どのようなビジョンで、どのような陣容で臨むのかベストかを考えるつもりだ」という趣旨の発言をしており、しばらく代表メンバーから外されていたバイエルンのトーマス・ミュラー、ジェローム・ボアテング、ドルトムントのマッツ・フンメルスの復帰は十分に考えられるとドイツメディアでは報じられている。

そうした点を踏まえて、どんなメンバー選考になるかをちょっと今回は予想してみたいと思う。

【きち予想メンバー26人】

GK(3人)ノイアー(バイエルン)、テアシュテーゲン(バルセロナ)、トラップ(フランクフルト)

DF(9人)ギンター(ボルシアMG)、リューディガー(チェルシー)、フンメルス、ジャン(ドルトムント)、ズーレ(バイエルン)、クロスターマン、ハルステンベルク(ライプツィヒ)、バク(ヴォルフスブルク)、ギュンター(フライブルク)

MF(10人)ゴレツカ、キミッヒ、ミュラー、ムシアラ(バイエルン)、ノイハウス(ボルシアMG)、ロイス(ドルトムント)、クロース(レアルマドリード)、ギュンドアン(マンシティ)、ハベルツ(チェルシー)、ドラクスラー(パリ)

FW(4人) サネ、ニャブリ(バイエルン)、ベルナー(チェルシー)、ホフマン(ボルシアMG)

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