【コラム】J2第5節・東京ヴェルディ戦/FW 9 鈴木 孝司『終わりという名の始まり』
■明治安田生命J2リーグ第5節・3月26日(土)16:00キックオフ
味の素スタジアム/5,166人
東京ヴェルディ 0-1 FC町田ゼルビア
【得点者】町田/90分 鈴木 孝司
▼実感なきJ2初ゴール
チーム主将リ・ハンジェの右足が描いたCKの放物線は、ニアサイドで触ろうとした鈴木孝司の頭を飛び越えて、190cmの長身CBキム・ソンギの元へ。ボールに触れずとも、ゴールを奪うことは放棄せず、来るであろうと予測していたこぼれ球に備えて、町田の背番号9は体を反転させた。「常にペナルティーエリア内ではDFと駆け引きをして、裏を取ろうと意識している」。予測どおりに自分の目の前にボールがこぼれてきたときには「どフリーだった」エースが、左足でゴールに流し込む。そして、鈴木孝司は町田サポーターが陣取るゴール裏のスタンドの前へ一目散に駆け寄り、ゴールの喜びをサポーターとともに分かち合った。
(残り 1709文字/全文: 2092文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ