森マガ

塩対応しないからこそ言葉が切り取られて批判されてしまうという矛盾

11日、日本はベトナムを1-0で下すことが出来ました。戦いぶりからは、最低限の打ち合わせしかしていない中での手探り感、芝生の状態に対する気配り、審判の位置(怒)など、様々なものが見えた気がします。そもそもあの映像でオフサイドが分かるのかと。後半出た画像からはオフサイドではなかったように思えましたし、あの2点目が決まっていれば試合の様相は大きく違った気がします。

勝ったうれしさでちょっと下らないことを書きますと、11日は朝から掃除をしてカツを食べて、その他いろいろ試合に向けて準備をしたのですが、始まる直前にトイレ掃除を忘れていたことを思い出して冷や汗が流れました。試合が終わってホッとしましたよ。

 

日本代表は試合会場でオンラインの会見が出来なかったため、ホテルに帰って記者会見に応じました。最後に森保一監督が登場して質疑応答に応じてくれました。質問がなくなるまでとても丁寧に答えてくれたため、30分以上も話してくれたので、テープ起しをしながらなかなかの量になっています。

 

ところがここに問題点があって、とても詳しく解説してくださるので、どこも全文をなかなか伝えられないと思います。また文字にすると余計に冗長に感じられてしまうので、どうしても一部が切り取られます。そうすると説明を避けていたり、あるいは誤魔化しているように受け取られかねないないようになってしまいます。

 

これが塩対応だったり、あるいは記者の質問に対して別の内容を答えたりすると、ほぼ伝えられなくなってしまうので、まるで報道陣が何も質問していないようになり、読者の怒りの矛先が別方向に向くのです。森保監督は誠心誠意答えようとするが故の悲哀を味わっている気がしてなりません。

 

ということで、ベトナム戦後の森保監督の話の概要を書いておきます。選手起用、交代やセットプレー、出ていた問題点に対してどう考えていたかなどちゃんと答えてくれています。ただ、ここでも書いているのは概要なので、この内容をもって議論を進めようとしているものではありません。こういう話がされているということをお知らせしているものだと考えていただければと思います。

 

……でもこの記事も一部が切り取られて出回るのは問題だと思いますので、大変申し訳ないのですがここからは個人スポンサー様限定にさせていただきます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

ちなみに、この監督会見のときは広報担当がいろいろ角度や後ろにあるものを移動させて、指揮官にふさわしい背景にしてくれてました。これもファインプレーだったと思います。

 

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