日本代表取材のこぼれ話 03月23日・質問を聞いたほうがモヤっとしたけど
いよいよ試合前日になりました。公式会見と公式練習がありましたが、森保一監督の会見では英語で厳しい質問が飛びました。
「監督は選手としてワールドカップ出場を夢見ていたが出場できませんでした。その経験を選手にはどう伝えましたか」
この「経験」と訳された部分は英語では「トラウマ(著しい心理的ストレス)」という単語を使っていました。これは森保監督に揺さぶりをかけてきたか、と思ったのですがそこは監督少しも揺るがず。
「自分の経験という形では選手に話をしていません。今は自分の経験よりも監督として、そして日本代表チームの1員としてワールドカップの出場を勝ち取るために、どうやったら相手に勝っていけるかということを考えながらつなげてきているところです」
「1つ言えることは、相手が与えてくれるものではない。誰かが勝利やワールドカップ出場を与えてくれるものではない。自分たちが勝ち取る、つかみ取るということで、積極的にトライしていってもらいたいということを伝えています」
かなりかっこいい場面だったと思います。
さて、今日は朝のオンライン会見に、吉田麻也、南野拓実、久保建英、伊東純也が登場しました。
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