【コラム:勝手に蹴りやがれ】じっとながめる
■継続の難しさは知っている
茶葉が入った透明のポットに熱いお湯が静かに注がれ、うまみが引き出されていくのをじっとながめる。そんなイメージが湧いたのは、昨日の居残り練習を取材していて、本当に最後の方だった。
新潟に移住し、11年目にして初めて取材した居残り練習は、いろいろなことを僕に教えてくれた。トレーニングの最後は5対5のミニゲーム。その幕切れは、堀米悠斗から鋭いくさびが秋山裕紀の足下に入り、とてもスムーズなアクションで秋山が右足で巻いたシュートが鮮やかに決まるというものだった。能仲太司コーチが、「いいボールスピード! いいファーストタッチ! いいシュート!」と思わず声を挙げるのも納得の好プレーであった。
「居残り組は、あのパススピードが分かってるから」。説明してくれたのは、ズバッとパスを通した堀米である。
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