【聖籠ノート】~本間至恩選手の天才性について~
■23cm差、19kg差のミスマッチ
オフ明けのトレーニングはフィジカル強化が主目的で、ゲーム形式であっても、負荷を高めることがバックボーンにあります。今日のゲーム形式は誰が誰をマークするのかを明確にし、マンツーマン気味になりました。
3つのグループに分かれてゲーム形式が行われましたが、ピッチに目を向けると、本間至恩選手と“組”になっていたのが矢野貴章選手。いくらなんでも、それは……と思いましたが、当の至恩選手は「ポジションが貴章さんと近かったから。たまたまっす」と、いぶかしそうにというか、さばさばというか、そんな表情でした。
「ポジションが近い」というのは、試合でもトレーニングでも左ウイング的な至恩選手、おとといの金沢との練習試合で右ウイング的なニュアンスでもプレーした貴章選手というのを考えれば、納得ですね。
至恩選手が164㎝、59㎏。貴章選手が187㎝、78㎏。“ミスマッチ”をものともせず、はつらつと攻守にプレーしていた至恩選手。トレーニングの意図をくみ取りながら、そのプレービジョンはしっかり整理されてもいました。
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