ニイガタフットボールプレス

【レビュー】~明治安田J2第9節・栃木~「これまでで最も大人しい90分」

■明治安田生命J2第9節/△0-0栃木
■キックオフ/8月2日(日)18:03
■場所/栃木県グリーンスタジアム
■入場者数/1,953人
■天候/晴、気温/25.8℃、湿度/67%

【メンバー】
[新潟]4-4-2:GK41藤田和輝、DF2新井直人、3マウロ、5舞行龍ジェームズ、31堀米悠斗(56分OUT)、MF16ゴンサロ・ゴンザレス、20島田譲、13中島元彦、6秋山裕紀(56分OUT)、FW11渡邉新太、19ペドロ・マンジー(56分OUT)SUB GK1大谷幸輝、DF27大本祐槻(56分IN)、28早川史哉、4岡本將成、MF10本間至恩(56分IN)、8シルビーニョ(56分IN)、FW39矢村健、監督:アルベルト

[栃木]4-4-2:GK1川田修平、DF4髙杉亮太、30田代雅也、6瀬川和樹、MF15溝渕雄志、25佐藤祥、14西谷優希、18森敏貴、FW8明本孝浩(90+3分OUT)、29矢野貴章、21大崎淳矢(46分*OUT)、SUB GK31大野哲煥、DF40井出敬大、MF13禹相皓、24和田達也(86分IN)、FW16榊翔太(46分*IN、86分OUT)、19大島康樹、34有馬幸太郎(90+3分IN)、監督:田坂和昭

[審判]主審:高山啓義、副審:田尻智計、金次雄之助、第4の審判員:御厨貴文

【得点者】〈新潟〉なし、〈栃木〉なし

【警告】〈新潟〉なし、〈栃木〉30田代(45+2)

【退場】〈新潟〉なし、〈栃木〉なし

4-4-2の新潟は、前節の田上大地、高木善朗、ロメロ・フランク、本間に代わって、堀米、島田、秋山、マンジーが先発した。

ボールを動かしたい新潟だったが、矢野、明本の栃木2トップのプレッシャーが強烈で、テンポが出ない。プレスを回避しようと、前線へロングボールを供給しても、田代、高杉の栃木CBに潰されて、思うようにチャンスをつくれない。逆に矢野のポストプレーから、次第にゴールへの圧を受け始める。

だが、30分のゴール前の密集を抜けてくる難しいシュートは、GK藤田が右に飛んで好セーブ。藤田は38分の矢野との1対1も止めて、栃木ペースになるのを許さない。

後半、間でパスを受け、連係で崩そうとする動きが徐々に活性化。56分には3枚替えで、大本、シルビーニョが縦ラインを組んだ右から仕掛けられるようになる。

しかし決定機は栃木の方が多かった。77分、後半アディショナルタイムと森に1対1で持ち込まれたが、どちらも藤田がビッグセーブ。チームは9試合目にして初の無得点に終わったが、藤田の大仕事もあって勝点1を積み上げた。

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