ニイガタフットボールプレス

【頼もう、感想戦!feat.成岡翔】~明治安田J2第26節・相模原戦vol.3~「右攻めを支えた左サイド」

リーグ再開後の初勝利を挙げた第26節・相模原戦を、成岡翔さんと語り尽くします。逆転で勝点3を積み上げたこの試合。戦いの細部にめをこらすと、新潟の攻撃サッカーがさらに進化する予感がどんどん膨らみます!!

■臨機応変の攻めが心地よい

――右クロスからの2得点に表れているように、相模原戦ではサイド攻撃がかなり機能しました。

「アルベルト監督も試合後のインタビューでサイド攻撃について触れていましたね。クロスに谷口海斗選手を飛び込ませるために、右サイドハーフに星雄次選手を起用したということもコメントしていたし、狙い通りだったと思います。真ん中を崩す姿勢を持ちつつ、特に右から何度も攻めていましたが、時間とともに左のゴメス(堀米悠斗選手)がかなり効いていると感じられるようになりました」

――右クロスに対して、左サイドハーフの谷口選手がゴール前に入っていく狙いが何度も見られた分、左サイドで谷口選手とゴメス選手が連動して崩すのは難しくなるのかな、とも思うのですが。

「右から攻めるとき、基本的にゴメスは少し引き気味でカバーする感じでしたね。後ろでチャンスをうかがう形で。前半は抑え気味だったかもしれませんが、後半はゴメスを起点にする攻撃も増えました。

ゴメスの何が良かったかというと、とにかく集中しているのが中継の画面越しにも伝わってきたんですよ。谷口選手がかなり前に行く分、自分一人でカバーするエリアは広かったと思います。

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