ニイガタフットボールプレス

【頼もう、感想戦!feat.成岡翔】~明治安田生命J2第1節・仙台戦vol.3~「新しい力」

いよいよ、2022シーズンが開幕。第1節・仙台戦を語り尽くすのは成岡翔さんです。昨季から何が継続され、どのような上積みが期待できるのか。翔さんの話が進むほど、わくわくが止まりません!

■怖い存在

――仙台戦の後、翔さんは「去年からの継続された部分と松橋監督になり肉付けされるであろう部分が垣間見えた試合」とツイートされました。新加入のうち、イッペイシノヅカ選手、伊藤涼太郎選手が先発しましたが、彼らの良さをチームがうまく引き出すような関係性に、“継続された部分”が表れていたと思います。

「イッペイシノヅカ選手のプレーをしっかり見るのは、ほぼ初めてだったんですが、強い印象を受けました。昨シーズンの新潟にはいなかったドリブルを仕掛けられる選手です。

ダイナミック、かつボールタッチがしなやかで、日本人選手にはない仕掛け方をする面白い選手が加わってくれたと思います(本間)至恩や三戸(舜介)選手とはまた違う魅力のあるドリブラーで、感覚的な表現になりますが、相手にとって“怖い”存在になる選手です。ただ仕掛けるだけではなく、そこに力強さ、ダイナミックさもある。非常に良いパフォーマンスで、チームに新たなピースが加わったと実感させてくれました。

伊藤選手は、もっとできると思います。それはプレーが良くなかったという意味ではなく、片鱗が見えたからこそ、もっとボールに絡めるはずだと感じています。彼の良さは、時間を重ねていくことで、どんどん出てくるんじゃないかな。

実際、仙台戦でもボールに絡もうとする姿勢が目立っていたし、キュキュッと狭いスペースに入り込んでボールを受けて、スーッと運ぶうまさがあった。この先、彼に『自分がやるんだ!』という気持ちが出てきて、よりボールに絡めるようになれば、それだけチームも良くなっていくことが期待できそうです」

(残り 1454文字/全文: 2244文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ