ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第27節・ツエーゲン金沢戦vol.3~「至恩が抜けても大丈夫」

一歩ずつ、目標に近づいている――。そう実感させてくれるチームの戦いぶりに、サッカーの成熟を感じると成岡翔さん。さらなるイメージが膨らんでいるようです!

■すべてがカチッとはまっている

――高宇洋選手がどんどん上がっていって攻撃に絡む。そこに、チームの進化が見て取れるわけですね。

「もっといい状態で攻めたいのであれば、やっぱりヤン選手が高い位置に入っていくことが一つのポイントになります。彼のポジショニングがあったから、金沢戦でも真ん中にズバズバとパスが入っていたし、そこからワンタッチでトントンとすごくいいリズムで何回も攻撃することができていました」

――前線にヤン選手がプラスされて攻撃する人数が1人増えることによって、選手同士の距離が近くなりますし。

「攻撃参加したときのヤン選手は、周りの選手との絡み方が、またいいんですよ。今の新潟は、お互いがお互いを見てポジションを取って、相手の嫌なところにどんどん入ってくる形だから、ディフェンスは非常に絞りづらいはずです。

そこに、後ろから島田譲選手がビシッとパスを入れたり、もちろん舞行龍たちセンターバックもいいところを狙えていて。サイドバックやサイドハーフがボールを持ってサイドに起点を作ったときも、ゴール前の状況がちゃんと見えていますし、トータルでサッカーができ上がってきている印象です。僕も、あの中に交ざってプレーしたいですよ(笑)」

(残り 1846文字/全文: 2463文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ