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【高校】代替大会までに見ておきたい⑤ 長野・宮澤豪太遊撃手

6月末までに放った本塁打は39本。長野の宮澤豪太(3年)は、県内屈指の右のスラッガーだ。3年になって守備力も大きく改善。打って守れる大型遊撃手としてチームをけん引する。

↑ 攻守の要、宮澤

飛躍のきっかけは1年生のオフ。当時、メジャーリーグでは「フライボール革命」と呼ばれる打撃理論が称賛されていた。宮澤も触発され、メジャーの強打者の動画を見るなどして研究。すると2年生のシーズンから「一気に本塁打が増えた」。体力がついたこともあるが、ボールを遠くに飛ばす感覚をつかんだ。

その一方で対戦校の宮澤へのマークが厳しくなっていった。昨夏の長野大会2回戦では、上田西のエース阿部巧雅にきっちり抑えられた。宮澤は「まだバッティングの引き出しが少なかった」と、スケールアップを図ってきた。

対外試合が再開された6月最後の週末だけで3本塁打。通常に春から対外試合が行われていたら、本塁打数はもっと増えていたに違いない。

この春、指揮官に就任したOBの武田圭弘監督は「スイングスピードが速く、リーチが長い」と宮澤の長所を評価。「相手も研究してくる。実戦も限られるだけに、まず失投を逃さないこと」と、打席で気持ちの割り切りに期待する。

↑ いい角度で打球が上がる宮澤

181㌢、82㌔の体でショートを守れるのも宮澤の魅力だ。武田監督の赴任当初はまだ守備にぎこちなさがあったというが、休校中にゴロ捕球の自主練を課したところ飛躍的に向上。武田監督は「指導を素直に受け入れ、さらに自分でよく研究している」とその姿勢を買う。

6月末にはOBで慶大でも活躍した赤池行平さん(東京国際大専任講師)から、頭を低くして捕球する態勢などを指導された宮澤は、高い意識で取り組んでいる。

↑ 守備力も上がってきた宮澤

それでもチームの上位進出には宮澤の打力が不可欠。不動の4番宮澤は「チャンスで走者をかえす、4番の仕事を果たしたい」とバットでチームを勝利に導く。

長野南リトル、長野南シニア(川中島中)で全国大会出場。特にリトルは全国4強入り。

↑ 豪快にティー打撃をする宮澤

 

↑ 長野ナイン

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