【女子野球】長野市出身の元女子プロ坂原さんらが筑北で女子選手たちに指導
長野市出身で元女子プロ野球選手の坂原愛海さん(20)は11月28日、筑北村で小中高の女子選手を対象に行われた野球教室で、講師の一人として参加した。今季から滋賀県の女子クラブチームに所属し、新たな夢に歩み出している。
↓ 講師を務めた長野市出身の坂原さん
野球教室は、中学女子の長野フェアリーズ代表の原山哲也さんが女子野球の普及、振興を促すため企画。午前中は小学生約20人、午後は中高生20人余りが参加し、坂原さんが所属する東近江バイオレッツ(滋賀)のメンバーなど4人が指導した。
↑ ↓ 坂原さんはじめ元女子プロが手本を示しながら指導
坂原さんが所属するバイオレッツは滋賀県東近江市を拠点にする女子硬式野球チームで創部4年目。今季は全日本女子選手権大会で3位に入るなど全国区で上位争いをしている。
チームは行政の支援を受けながら選手たちは、午前中は練習をし午後は市が紹介した職場などで勤務している。
今季加入の坂原さんも午後は市の児童館に勤務しながら野球を続けている。
坂原さんは篠ノ井エラーズ、千曲ボーイズでプレーした後、高校は京都市の京都両洋に進学。最速122㌔の速球を武器に3年夏はエースとして全国初制覇に貢献し、女子日本代表にも選ばれた。
卒業後の19年、目標としていた女子プロ野球に入団。育成チームのレイア、京都フローラで2年間プレーしたが、選手の大量退団があるなど女子プロの経営が不安定で、坂原さんも20年11月に退団、引退を表明していた(その後、女子プロ野球は事実上消滅)。
↓ 野球教室の模様(動画)↓
▼坂原さんとの一問一答▼
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