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【レビュー】J2第37節千葉2-2大分@フクダ電子アリーナ-「追い付いたのがラッキーか、勝ち越せなかったのがアンラッキーか」2,632字(文・西部謙司)2015/10/19

●ビハインドをネイツの2ゴールで追い付く
ほんとに、元ジェフには決められるなー。大分トリニータFW荒田智之
(2012年在籍)に先制ゴールを許すと、大分DF若狭大志のきれいなボレーで0-2。ジェフ千葉はボールを支配しながらも、それほど決定機は作れず。後半は大分が引いたこともあって一方的な展開になりますが、崩し切れないのは前半と同じ。

千葉を救ったのは代表戦帰りのネイツ・ペチュニクでした。水野晃樹のクロスボールをヘディングでたたきつけて1点差。ロスタイムに得たPKを真ん中に思い切りよく蹴り込んで、ぎりぎり2-2のドローにしました。

正直、ドローは物足りない結果ではありますが、2点のビハインドを追い付けただけでもラッキーといえるかもしれません。と、気が付けばプレーオフ圏内の6位。1ポイントでも取っておくものです。

(残り 2234文字/全文: 2589文字)

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