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お犬番記者 座談会2016年(構成・西部謙司)

#jefunited #ジェフ千葉 #JLEAGUE #Jリーグ

2016年を振り返る座談会です。「J2マガジン」などでおなじみの石田達也さん、「エルゴラッソ」の松尾祐希さんをお招きしました。

●「グレーはない」
西部 2016年を振り返ってみて、どんな1年だったと思いますか?

石田 佐藤勇人がシーズン最初に言っていたのが「白か黒でグレーはない」でした。選手を大幅に入れ替えたので、良いか悪いか、どちらかはっきり結果が出るだろうということですが、結局悪い方に出たということでしょうね。大幅な選手入れ替えは当然互いの理解に時間が掛かりますし、リーダーシップを執る人もはっきりしなかった。

松尾 戦術の浸透に問題があったのは、監督の指示が曖昧だったこともあると思います。前からプレスといっても「気持ちプレス」ですからね。

西部 いいな、そのワード(笑)。キモチ・プレス。

松尾 勇人さんが言っていた通り、グレーはなかったという印象ですね。

西部 ただ、寄せ集めなのは全員が承知していたはずで、だから当初は皆が「コミュニケーションを取っています」とコメントしていた。それでもやっぱり時間が掛かったと。

松尾 コミュニケーションは取っていましたけど、仲良しクラブみたいな方向になっちゃったのではないでしょうか。

石田 互いに遠慮もあっただろうし。

松尾 経験のあるドゥーさん(近藤直也)にしても、考えをさほど表に出していたとは思えないんですよ。われわれには、けっこういろいろ話してくれましたけど、それもストレス発散みたいな面もあったかもしれない。佐藤優也は新加入でキャプテンを任されたものの、右も左も分からないチームですからね。全体的にまとめる作業をうまくやれなかった。

石田 カンペーさん(富澤清太郎)も引っ張っていくタイプではなかった。

松尾 背中で見せるタイプですね。

石田 勇人がコンスタントに試合に出てキャプテンだったら、違っていたかもしれないけど。

松尾 最後の方の試合で近藤がキャプテンマークを巻き始めてから、ようやくまとまってきた感じがした。長谷部茂利監督代行が託したんですね。岡本(昌弘)、勇人、近藤とベテランがまとめるようになって良くなった。若手ものびのびプレーできたと思います。

●アウェイの山形戦がターニングポイント
石田 ケガ人が多かったですね。ボランチは一時期全滅だった。まあ、そのおかげで長澤和輝のボランチという発見もあったわけですが。

松尾 井出遥也もちょっとボランチをやりました。

西部 あれは何だったの?

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