「自分たちのスタイル」を的確に運用すべき段階【マッチレポート】J2第20節 #松本山雅FC 4●2 #ジェフユナイテッド千葉
明治安田生命J2リーグ第20節
松本山雅FC 4●2 ジェフユナイテッド市原・千葉
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0623/result/
●2-0から2-4
2-0からの逆転負けは厳しい結果でした。2点リードしてポゼッション72パーセント。FKから1点返されたとはいえ、後半にひっくり返されるような流れではありませんでした。
「4-4-2」フラットに変えた前節(愛媛FC戦/2〇1)はホームらしくない試合でしたが、むしろこの試合の前半はホームみたいでした。それだけボールを支配していた、ただし後方だけ。後方のパスワークからスムーズに前へ展開できないので支配率だけが上がっていたわけです。で、後半に松本が前から襲いかかってきたらミスが出てあっさり2失点。だからあれほどアウェイでは……。
●前半はボール支配して2-1
船山貴之、為田大貴をワイドに配しての「4-4-2」。熊谷アンドリューがセンターバック(CB)の間に下りてボールを確保します。GKロドリゲスも加わって、松本のプレスをいなし続けた前半でした。ところが、ハイプレス自体は外しているのに、うまいこと前へ運べていません。
ボールは回っているので、もちろん何度かは良い形で攻め込めているのですが、72パーセントの保持率になったのは後方のパスが多かったからです。それでも相手のオウンゴールと船山のゴールで2-0として楽勝の流れになります。
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