[レオの部屋]第2PKというもの(2014/8/7)
こんにちは。前回から少し間が空いてしまいました。今回はまた少し自分のことについて書きたいと思います。
これを読んでる方はご存知のとおり、横江怜=Fリーグ初代得点王といわれます。
しかし、全くもって個人でなったものでもなんでもないし、運もあった。というのも4割くらいは第2PKでの得点だからである。これはチームが受けたファールを積み重ねた結果、蹴ることができる特別な直接FKであり、それを蹴る大事な役割をチームに任せてもらえたことがそういう結果につながった。
また、そのキッカーとして選んでくれた当時のブラジル人監督のバイアーノ、そして練習に付き合ってくれた石渡良太選手に本当に感謝した。
結果としてバイアーノの見る目は確かだったということになるだろう。何を見て、何を感じて自分を指名したのかはわからない。ただ、いきなり練習後に「第2PKを蹴ってみろ」というところからスタートした。
間違いなく、バイアーノが今の自分を造ったのである。
そしてバイアーノの練習は本当にシンプルなものだった。ゴールの四隅、上にはビブスをぶら下げて、下にはペットボトルを置いてそれを全部当てるというトレーニング方法。ちなみにペットボトルはゴロのシュートはなし、キャップを狙えとのことだった。
「お前はそれを8割の力で蹴れ。それで充分のスピードのシュートを打てる。あとはキーパーに触らせなかったら勝ちだ。キーパーがいないところを狙ってゴールにパスしろ」
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