府中・徳嶽裕太、Fリーグ1年目の危機感(2016/1/20)
33節、長い足を伸ばして大阪・加藤のシュートをブロックする徳嶽(写真右)。
1993年2月24日生まれの22歳。身長186cm。シーズンイン直前の新体制発表会のときに比べると体がたくましくなった印象がある。目標とする選手はファイル時代の先輩、田村佳翔(すみだ)。
第1節 5月2日 6⚪︎1 vs.浜松 《1》
第2節 5月9日 0⚫︎2 vs.仙台 ※出場時間ゼロ
第3節 5月17日 3⚫︎5 vs.名古屋 ※出場時間ゼロ
第4節 5月24日 3⚫︎4 vs.北海道 ※出場時間ゼ
第5節 5月30日 2⚫︎6 vs.大阪 ※出場時間ゼロ
第6節 5月31日 3⚪︎2 vs.神戸 ※出場時間ゼロ
第7節 6月5日 4⚪︎3 vs.浦安 ※出場時間ゼロ
第8節 6月13日 0⚫︎1 vs.町田 ※出場時間ゼロ
第22節 10月2日 3⚪︎2 vs.名古屋 ※出場時間ゼロ
第25節 10月23日 4⚪︎0 vs.湘南 《2》
第26節 10月24日 4△4 vs.浦安 ※出場時間ゼロ
第29節 11月14日 2⚪︎0 vs.浜松 ※出場時間ゼロ
第30節 11月15日 2⚫︎4 vs.名古屋 ※出場時間ゼロ
第33節 12月19日 5⚪︎4 vs.大阪 《0》
※《》はシュート数。
徳嶽裕太を知ってますか? 2014年シーズンのファイルフォックス府中での優勝を置き土産に関東リーグを“卒業”し、府中アスレティックFCに入団した“Fリーグ1年生”だ。地元・府中市出身の生え抜きの選手だけに、背番号4は期待の表れに違いない。上のデータはその徳嶽の今季公式戦の記録だ。シーズンインを前にした練習でいいアピールができたのだろう、開幕節から8節までの8連続を含む全33試合中14試合にベンチ入りした。しかし、終わってみれば出場わずか3試合にとどまり、シーズン前の「試合に出て得点を獲る」という目標は達成できなかった。その徳嶽がリーグ最終節のインタビューで口にしたのが「危機感」だった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
この日は大阪・加藤とマッチアップするケースが目立った。同年代の負けたくないひとりだ。
ゴールネットがかぶってしまったが徳嶽の数少ないシュートシーン。これはシュートとカウントされず今季のシュート数は3本に終わった。
チームはこの最終節でプレーオフ進出を決めたがファイナルまでの3試合で出場機会は巡ってこなかった。
徳嶽へのインタビューはシーズン直前のクラブによる新体制発表会とFリーグデビューを飾った開幕節、そして最終節(33節)の3度目だ。レギュラーシーズンが終わったが今の心境は? との質問に、「チームは今年、プレーオフに出場するというのが目標だったので、とりあえず出場できてよかったなと思っています」と答えている。では、個人的にはどんな1年だったのか。
「個人的には、今年は正直、出場チャンスを自分で勝ち取ることができなくて、トータル的に見たら結果を出せていないシーズンだったんですけども、まだプレーオフにつながったんで、今日みたいに前後半ちょっとでも使ってもらえるように練習からまた頑張っていこうと思っています」
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