デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ2016/2017 プレーオフFinal Round第2戦]シュライカー大阪・佐藤亮選手「優勝してよかったでは続かないと思うのでこれをきっかけにクラブや選手が優勝したクラブとしての自覚を持つ必要があると思います」(2017/3/9)

 

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017  プレーオフFinal Round第2戦
シュライカー大阪 3-2 ぺスカドーラ町田
2017年3月4日(土) 岸和田市総合体育館 観客数:1,170人
[得点経過]
1-0 04分45秒 大阪 8 永井義文
2-0 06分21秒 大阪 11 チアゴ
2-1 19分40秒 町田 10 森岡薫 第2PK
2-2 22分15秒 町田   オウンゴール
3-2 39分55秒 大阪 11 チアゴ

 

試合後(3/4)は表彰式に優勝セレモニーがあり、その後に記者会見・祝勝会と続いたため、リーグでも1位、プレーオフでも1位を決めたシュライカー大阪のキャプテン佐藤亮に改めて、3/9の練習後にインタビューを敢行した。
その前にまずは写真で優勝が決まった瞬間と表彰式と優勝セレモニーを振り返る。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


優勝の瞬間、選手・スタッフはおのおの、感極まる。

 

 

 

 

 

 

 


この試合、最後ゲームをしめたのはチアゴであった。シーズン通していつも難しい局面でチアゴはチームを救った。
チアゴについてはリーグ開幕戦に木暮監督が記者会見にて以下のように語っていた。
「非常に強く、高い位置で起点になりチームを助けてくれる存在になると思います。来日してまだ1か月たつかどうかですが、非常に早い適応をみせてくれています。高い位置でプレス回避の起点になり、アシストもうまい選手なので、攻守の切り替えも早く、フィットしていけば脅威になると思います。性格も含めて非常に満足しています」。最初に話したとおりの活躍をした今シーズンであった。

 

以下は試合後の表彰式と優勝セレモニーでの模様。


年間優勝
シュライカー大阪(初優勝)

 


年間準優勝
ペスカドーラ町田

 

フットサルリボン活動が「XEBIO for KIDS」賞として2年連続表彰

最優秀審判員賞
小崎知広(フットサル国際審判員・3年連続3回目)


フェアプレー賞
エスポラーダ北海道(3年連続で4回目)

新人賞
八木聖人(名古屋オーシャンズ)


ベスト5
ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田・4年連続6回目)
アルトゥール(シュライカー大阪・初受賞)
加藤未渚実(シュライカー大阪・初受賞)
ヴィニシウス(シュライカー大阪・2年連続3回目)
小曽戸允哉(シュライカー大阪・2年ぶり3回目)

 

 


最優秀選手賞
小曽戸允哉(シュライカー大阪/初受賞)

 


◆得点王
ヴィニシウス(シュライカー大阪/2年連続2回目)
43得点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ゴレイロのみの写真。

 


引退する村上と奥田。

 


山口県宇部市出身の村上と仁井。

 

 

 

 

 

以下は、佐藤亮個別インタビュー

 

 

 

Pivo!:プレーオフで優勝を決めて、数日たちましたが、改めて冷静になり優勝を決めたことに対する思いについて教えてください。

佐藤:シュライカー大阪がずっと目指してきた優勝をつかんだことは本当にすばらしいことですし、今シーズン戦った監督・スタッフだけでなく、クラブ創設から数々の選手やスタッフがかかわってきました。社長含めて、積み重ねがあった中での結果だと思っています。たくさんのOB選手からも多くの言葉をもらいました。僕自身は在籍8年目になりますが、一緒に戦ってきたメンバーの思いが優勝につながり、僕自身も言葉にできないくらいのうれしい気持ちがあります。達成できたことは本当に喜ばしいことであると思います。それと同じかそれ以上に、優勝したこの後が大事になってくると思っています。これまで名古屋オーシャンズが9連覇をしているリーグの中で初めて名古屋を倒して優勝したクラブとして、日本のフットサルのレベルの引き上げ・認知度・知名度・価値を上げていくことやリーグの盛り上げ・代表の強化というような大きな責任も感じています。今はその気持ちのほうが大きいです。それは環境であったり、クラブ自体の変化、具体的には今後例えば、プロ化であったり、連覇をするためのクラブとしての力。名古屋の9連覇を越える10連覇という果てしない目標・夢を目指さないといけない責任のあるクラブであると思っています。まずは2連覇とアジアクラブ選手権で結果を残すためには優勝してよかったでは続かないと思うのでこれをきっかけにクラブや選手が優勝したクラブとしての自覚を持つ必要があると思います。
うれしい気持ちと同時に使命感や危機感も感じています。

Pivo!:開幕戦でリーグ優勝を目指すことを発言されました。プレーオフでの悔しい経験も含めての気持ちだと思いますが、今年は特別なシーズンとして迎えましたか?

佐藤:リーグ10年目という節目のシーズンでした。それもありましたし、木暮監督の3年計画がある中、3年目のシーズンでした。「歴史を変えよう」といってきた中でプレシーズンでも手応えはありました。去年もリーグ優勝を掲げていました。木暮監督体制1年目から優勝するために取り組みをしてきて、自信がついてきた中、1年目も2年目も変わらず優勝を狙う気持ちはありましたが、今シーズン、戦力を見ても優勝を狙わないといけないという気持ちでした。僕は光栄にも3年間携わってきました。今は違うチームにいるメンバー・退団選手や引退選手も含めて思いをずっと背負ってきたつもりです。

Pivo!:OBの選手からの言葉で印象に残っている言葉はありますか?

佐藤:具体的に名前をあげると、吉成選手や瀬戸選手から「一緒に戦ってきた仲間が優勝を決めるこの場にいるのが自分としてもうれしい。とおるには達成してほしいし、とおるや(村上)テツ、フクロ―(奥田)、永井といった長く活躍してきた選手がカップを掲げる姿を見たいし、自分たちの分まで戦ってほしい」という言葉をもらい、これはやるしかないなという思いになりました。

Pivo!:シーズンを振り返ってください。

佐藤:結果的にはすばらしいシーズンになりましたが、周りが思っている以上に中は非常に苦しくて、何試合も壁がありました。勝たないといけないというプレッシャーはありました。前半3-0で3点ビハインドの試合(12月・アウェイ・バルドラール浦安戦・25節)もありましたし、こういう苦しい試合を乗り越えてこれたからこその優勝ですが、苦しみのほうが多いシーズンでした。それは最後のプレーオフファイナルも今シーズンを象徴するような試合で、第1戦は敗戦して、第2戦も2-2で最後もどうなるかわからない状況でした。その苦しい中でチームが崩れることなく、目標に対して、選手がそれぞれいろいろなことを犠牲にしながらやってきたシーズンでした。

Pivo!:プレーオフの1戦目を振り返ってください。

佐藤:監督からも試合に入る前に試合勘を懸念材料・不安材料としてあるといわれてました。町田は2試合テンション高い試合をしてきた中で2年前の大阪がその立場だったので、そのときの勢いやチームの強さは確実にあると理解した中でそれ以上のものを出そうという中で臨みました。前半に関しては警戒はしたものの、まさにそのとおりになってしまった印象でした。後半で監督からも厳しい指示がありましたが、0-4・0-5と負けてしまっていたら2日目の試合は変わっていたと思います。結果としても2点を追い上げてあと1歩のところまでいったのが今回のプレーオフの分け目であったかなと思います。

Pivo!:厳しいこととは?

佐藤:ミスを人のせいにするのではなくて、もう1度何ができているかを見直そうという話がありました。単純なマークミスであったり、マンツーマンのところをゾーンで残ってしまったりとか、相手に走られたことに対して走るのをやめてしまったりとか、そういうマークミスがあったときに誰が悪いとか、そういうふうに目が向いていましたし、そういう雰囲気はありました。監督からは前半が終わってこれはシュライカーではない。4点5点獲られて負けたら次の日も同じ結果が待っていると。出場時間が長い外国人3人にも監督は強くいいましたし、そこでスイッチが入った部分はありました。

(残り 2178文字/全文: 5673文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ