都並敏史、11年ぶりの監督復帰。その先に見据えるJへの旅路(J論)

デジタルピヴォ! プラス

[東京都女子2部第16節]全員で戦い抜いて得た優勝(リガーレ東京レディース・秋山拓監督)(2019/1/22)

 

既に、前節で優勝が決まったリガーレ東京レディース(以下、リガーレ)だが、最終節を落とさなければ無敗優勝となる。
1部への昇格は決まっているが、はくをつける意味でも、黒星がないというのは1部での心構えを示す意味でも重要な試合となる。
もちろん監督、選手一同、勝利で終える腹づもりなのは間違いない。

試合は前半、半分を過ぎたところで中野FCアサレア(以下、中野FC)のペナルティーエリア付近で、中野FCのハンドでフリーキックを獲得。

先制弾を決めた#2 木村瑠衣が満面の笑みで喜ぶ。

 

#19 黒川が左サイドにいた#2 木村へパスし、木村が振り抜いたボールがゴールとなり、リガーレの先制点。
それから7秒後には中野FCゴール前での混戦、#18 嶋田の足下に転がってきたボールを蹴ると力なくコロコロとゴール方向へ、中野FC#1 佐藤は直前のゴール前の攻防で反応できず2点目を献上。

7秒後、さらに追加点で笑顔で#2木村とタッチする#18 嶋田萌(しまだめぐみ)。

 

前半残り1:08でリガーレがタイムアウト後にパワープレーを開始。
リガーレの#1 佐藤は元フィールドプレーヤー。
選手交代なしで前もよし、後ろに戻ってゴールを守るのもよし。
正ゴレイラを使ったパワープレーは時間や動きのロスが少なく脅威となる。
しかし、ボールを回すのみで、ゴールを割ることができずに前半終了。

2点先制で前半を終えたリガーレは、ベンチ登録している選手を次々ピッチへ送り込み、この日は登録している全員がピッチに立つことができた。
フットサルにおいて2点差が一番怖い。
前半2点差で優位に立っても、ハーフタイムで修正してきて逆転するチームも非常に多い。
お互い惜しいシーンが何度かあるものの、後半はどちらのチームもゴールを割ることができずに終了。

前半2点を得ていたリガーレが勝利し、東京都女子2部で1年目のチームが無敗優勝となった。

 

SuperSports XEBIO 東京都女子フットサル2部リーグ2018 第16節

小金井市総合体育館
リガーレ東京レディース 2-0 中野FCアサレア
[得点経過]
1-0 6分 リガーレ 2 木村瑠衣 
2-0 6分 リガーレ 18 嶋田萌 

 

SuperSports XEBIO 東京都女子フットサル2部リーグ2018順位

【上位リーグ】
1位 リガーレ東京レディース 勝ち点28/得失点差20
2位 FUSION 19/19
3位 中野FCアサレア 17/4
4位 ASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas 15/-3

【下位リーグ】
5位 VESPA FUTSAL HACHIOJI 11/4
6位 府中アスレティックFC女子アスピランチ 11/2
7位 al refigure 40 8/-13
8位 Firula 4/-33

 

 

Pivo! 無敗優勝おめでとうございます。

秋山 ありがとうございます。

Pivo! 無敗優勝した、今のお気持ちはどうですか?

秋山 無敗優勝・・・まぁ、出来すぎですね。昇格1年目なので。本当に出来すぎだなーって思ってます。この2年目で、ストレートに1部に上がるというのは、まぁ、いいことでもあり、やっぱり経験不足というか、そういう部分で、悪い部分も当然来季は出てくるのかなと思うので、僕の想定としては、たぶん、もう1年2部にいるかなと思っていたんですけども、まぁ、でも、選手は本当に頑張ってくれて、1部に上がることができたので、1部で戦うにふさわしい選手たちだと思うので、それはそれでいいことととらえて、来季1部で戦うための準備をこれからやっていこうかなと思います。

リーグ後半で出場時間も増えてきた#13 三井田理恵。

 

Pivo! 結構、優勝が決まってしまうと、次の試合は勝てなかったりということがあると思うんですけど、前半2点獲って勝ちきったいうのがすばらしいです。

秋山 ありがとうございます。

Pivo! 今季は監督にとってどういうシーズンでしたか?

秋山 今季はまぁ、結果が出ていたので、メンタル的には僕自身は少し楽というか、気持ちのうえでは余裕を持って臨めたかなと思います。まず、シーズンに挑むにあたって、ゴールデンウィークに2試合、去年のシーズンの3位、4位の中野さんと、町田さんとの試合があったので、そこがひとつの山場になると思っていて、そこで例えば2連敗とかしてしまうとチームが崩れるというか、雰囲気が悪くなっていく可能性もあったので、そこで最低限負けないっていうのをひとつの目標にしていたんですけども、そこが1勝1分けという完璧なスタートを切ることができたので、それでチームが上向きになりましたし、僕自身も2部でやる手応えも感じたので、これはもう上を目指していくしかないなっていうふうに、まずは上位リーグっていうのが目標でしたけど、例えば入れ替え戦とかっていう可能性も視野に入れながらチームをつくっていこうというのは、ひとつ目標に切り替えることができて、僕自身も非常に楽しめたシーズンでしたね。

チーム内の稼ぎ頭、#19 黒川晃(くろかわひかり)。

 

Pivo! シーズン始まった早々にリーグの長い中断期間があって、途中にも中断期間があって、結構モチベーションを保つのが大変だったんじゃないですか?

秋山 そうですね。なので、5月に2試合あって、そのあと6月に選手権があったので、選手権をもちろん勝ち上がることも大事だったんですけど、そこでチーム全員試合に出して、公式戦経験させて、8月までモチベーションをキープするっていうところに、今季、選手権っていう位置付けを、それを使わざるをえなかったっていうのがあったので、そこは少しもったいないことをしてしまったかなと。まぁ、しっかり戦っていればもしかしたら、もう1個、2個、上に勝ち上がれたかもしれないですけど、ただ、選手全員が出場して、次の試合のモチベーションをキープするっていう意味では、やっぱり6月の選手権は非常に大事なところだったかなと思うので、それに救われた部分も当然あるので、まぁ、いい3か月だったのかなというふうに結果的には思いますね。

チーム内最年少、1年1年の成長が楽しみな#6宮下真由奈。

 

Pivo! 結果的によかったのであれば、それはそれで。

秋山 そうですね。

Pivo! 今季通して、一番成長したと感じた選手って誰かというのと、それはどんな部分に成長を感じましたか?

秋山 う~ん、まぁ、全員、ものすごく成長はしたんですけど、まぁ、一番・・・一番っていうと、#16の黒谷ですかね。あの子が今年入ってきて、競技経験が初めてっていうところだったんですけど、あと5年くらい早く始めていれば、もっともっといい選手になれたんじゃないかなっていうふうにも思いますし、でも今からでも全然伸びる選手なので、来季もう少し出場機会が伸ばせてあげられればなぁというふうには思いますね。まぁ、一番伸びたというか・・・一番伸びたところは技術的なところもそうなんですけど、身体能力的に結構高いものを持っているので、まぁ、そういう部分で、チームの助けになってくれたというか・・・なったかなと思います。

著しく成長を遂げた#16 黒谷亜友美。

 

Pivo! 来季1部が楽しみですね。

秋山 そうですね、1部のチームとも練習試合させてもらっているので、その中で、もちろん手応えは感じていますし、結構課題も明確に見えているので、そこの課題をしっかりクリアすることができれば、1部でもいい戦いができるかなと思うので、まぁ、みなさんに期待していただければなぁと思いますね。

まとめ◆デジタルピヴォ! なか

(残り 2278文字/全文: 5791文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック