今シーズン限りで都リーグを終わりにします! (闘魂・難波田治)[東京都2部リーグ]
2020年1月26日 フィスコフットサルアレナとしまえん
(PHOTO、TEXT・山下浩正)
東京都フットサル2部リーグ2019 第12節
闘魂 3-5 AOKING
[得点経過]
0-1 08分38秒 AOKING 7 堀口祐輔
0-2 14分23秒 AOKING 14 大野椋風
0-3 17分16秒 AOKING 10 佐々木悠樹
0-4 18分50秒 AOKING 9 阿曽絢一
1-4 19分24秒 闘魂 21 勝素直
2-4 21分24秒 闘魂 23 日下部龍一
2-5 25分39分 AOKING 11 大谷庸平
3-5 28分57秒 闘魂 8 会田晃二
立ち上がりからGKを務める♯6難波田。予想以上に止めていた。
闘魂初シュートは♯23キャプテン日下部。2枚のマークをものともせずシュートに行くが惜しくも外れる。
試合が動いたのは8分38秒、AOKING♯7堀口がカットインから左足を振り抜いた。コースを突いた鋭いシュートに難波田は動けず。
闘魂はマイボールにすると難波田がハーフ付近まで上がってためらうことなくパワープレーをやり続けた。
12分58秒、左サイドを持ち上がった難波田が強烈なミドルを放つも決め切れず。
前半残り37秒、AOKING♯9阿曽のファー詰めが決まり0-2とされる。
2点目を入れセット交換するAOKING。メンバー数の違いに唖然とさせられる。
ハーフタイムに、「3点目を獲られる心配しているより1点獲ろうよ!」と仲間にゲキをとばす難波田。
後半開始1分21秒、♯7岩田が右足を押さえて自陣ゴール前で動けなくなる。
仲間に助けられてベンチへ戻った岩田。「5か月ぶりの試合。突然ブツ!と来た」という。肉離れだ。
AOKINGが4点目を決めたおよそ30秒後、闘魂に待望の時が来た。♯21勝素直が押し込んだのだ。
ディフェンスの裏を突いた闘魂♯23日下部龍一がダイレクトシュート。2点差に迫る。
チームの勢いが乗り移ったか、♯8会田晃二が左サイド縦突破を図り。
間髪をいれずシュート! ゴールは決まらなかったが元Fリーガーの技は錆びていなかった!
闘魂は再び3点差とされるが、会田が後半残り1分3秒、♯14田代とのワンツーから鮮やかなループシュートでチーム3点目を決め2点差に迫る。
追加点を狙ってドリブルからのシュートを狙う難波田。恐るべき闘争心!
点差は覆らなかったが首位のチームを脅かした敢闘精神はたたえられていい!
試合後、口論に似たミーティングもこのチームならではのものだ!
久々に難波田治率いる闘魂の試合を見た。百戦錬磨の闘将はこの試合、ゴレイロとして先発し、マイボールにすればすかさずパワープレーを展開。そこから相手の喉元に食らいついていくのだ。首位を相手に一歩も引かない彼と闘魂ならではの戦い方を独特の言い回しで語ってくれた。
難波田治監督兼選手インタビュー
こういう試合、パワープレーやっちゃえばなんとなーく!
Pivo! それにしても勝利への執念が冷めない人だ。
難波田 いやいやいや、もう、あきらめてますよ。ただ、まぁ、やる以上は。
Pivo! やる以上は?
難波田 やる以上は。この時間を(大事に)って感じです。どうせ勝てないだろうと思いつつも。
Pivo! チームの終盤の3ゴールは迫力があったし、首位のチームを3-5まで追い込んだ。キミがパワープレーからすべて組み立てて。
難波田 いやいや(笑)。ま、もうちょっとうまく、本当はやりたいんですけどね。メンバーがやっぱりこのメンバーなんで。もうちょっと、2、3人来れば行けるんじゃないかって思うんですけど。でも、まぁ、しょうがないっす、しょうがないっす。
Pivo! でも、首位のチームを相手にこれだけの戦いができてるのだから。
難波田 だから、いつも、1位だか2位だよって相手がいるんですけど、ま、でも、なんだろ、案外こういう試合、パワープレーやっちゃえばなんとなーく、なんとなーく。
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