久保憲司のロック・エンサイクロペディア

元気ハツラツ、エロカワイイ、HINDSとガールズバンドの系譜 [今週のヘッドハンター] (久保憲司)

Leave Me Alone

 

“今週のヘッドハンター”はスペインの可愛い女の子のガレージ・バンドHINDS。紹介しようと思っていたら、4月に来日もします。全然ヘッドハンターじゃないですね。

 

Vivian Girls
HINDS普通のガレージといえば普通のガレージなんですが、ギターの感じがとっても気持ちいいのです。

ヴィヴィアン・ガールズダム・ダム・ガールズよりも僕はHINDS派ですかね。

HINDSのチープな気怠さがたまりません。

リヴァーブのかかったギターのセンスがいいです。独特なリズム、メロがあって引き込まれてしまいます。そして、カルロッタとアナのダブル・ヴォーカルがエロ可愛いいす。

HINDSにはC-86の感じがあってとってもいいです。でも、C-86のシーンには、そんなにガールズ・バンドいなかったんです。こんなに元気ハツラツ、エロカワイイ、イギリス女性は当時いなかったです。HINDS、オシャレですよね。

スペイン、マドリードの気候なんですかね。というか今の女性の感じですよね。自然体で、男を手玉にとるというか、男なんかどうでもいいわ、私たちは私たちの好きなように生きていくわという強い感じ、まさにアルバム・タイトル『リブ・ミー・アローン』です。

C-86のガールズ・バンドの代表といえばショップ・アシスタンツですが、そんなによくなかったです。女の子の仕事って、店員くらいでしょという皮肉な名前はかっこいいと思います。「セフティ・ネット」という曲名も今の時代を先取りしてますね。85年の僕はまだ21歳でカメラマンでイケイケでいったるでと思っていた頃なので、ショップ・アシスタンツが何を歌おうとしていたのか貧乏くさいなと理解していなかったと思います。

 

 

C-86関係の女性バンドといえば、こんな人たちもC-86にいたのと思われる We’ve Got A Fuzzbox And We’re Gonna Use It です。「ファズさえあれば私たちなんでも出来るわ」というメッセージがかっこよかったです。C-86といえばフード付きのアノラックのコートを着た学生さんというイメージがありますが、ストロベリー・スイッチブレイドも超ど派手だったわけで、どんなシーンにも超ど派手な女の子はいるもんです。

 

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