仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田生命J1リーグ第31節 大分戦 1分

1分というより17秒というべきか。電光石火の先制ゴールが、試合の流れに大きく影響した。ベガルタ仙台が2-0の勝利を手にした明治安田生命J1リーグ戦第31節・大分戦からは、この立ち上がりの1点を取りあげる。

試合前から駆け引きは始まっていた。仙台は大分との前回対戦である9月13日のJ1第16節で、特に前半は守備が機能せずに完敗。木山隆之監督は再戦を前にした12月3日、「全体としての守備の連動性とかが、仮にあの時と同じメンバーだったとしても、理解度は上がった」と当時よりチーム自体の状況が改善されたことを踏まえつつ、「そういうことを鑑みて、勝てる試合をしたいと思うので、しっかり考えを練って選手たちに伝えたい」と、ベースに+αとなる作戦を加えることを示唆していた。

(残り 1113文字/全文: 1477文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ