仙蹴塵記

【次戦への準備から】JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第6節・広島戦。“勝ち癖”をつけるためにピッチで戦うのは誰か

13連戦の最中、中二日+中二日でベガルタ仙台に積み重なった疲労はそうとうなものだった。12日に川崎Fとの明治安田生命J1第20節で引き分けたことは大きかったが、続く三日後のJ1第14節・福岡戦ではメンバーを大幅に入れ替えたとはいっても、続けて出た選手のパフォーマンスは先発でも途中出場でも疲労故にはかばかしくなかった。チームとしても内容は向上しながら、相手の果敢なプレッシャーに対して後手に回る場面が少なからずあったことは事実だ。ここ3試合でのスプリント数減少も、コーチングスタッフは重く見ている。「福岡戦に関しては相手よりは走ってスプリント回数も多いのですが、連戦の疲れから(ミスでボールを相手に)渡してしまうボールがあったために、走らされた部分もある」と手倉森誠監督は振り返る。

そこでチームは17日の練習予定を、オフに変更することを決断した。福岡戦からJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第6節・広島戦までは中三日だが、そのうち一日を完全休養に充てる。広島戦に続くJ1第15節・大分戦はまた中二日。メンバーを入れ替えながら戦うための力を溜める。

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