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2022年のチーム編成、ほぼ確定。

2022年のルーキーたち。左から棚田遼、仙波大志、満田誠。

 

新加入会見と同時に、広島の2022年シーズンの背番号が発表された。1月5日に清水航平の契約満了がリリースされた理由は、これだった。

清水の次の進路が決まってからリリースしようとクラブは考えていた。だが、様々な理由で現時点ではまだ決定していない。移籍なども含め、人事のことは非常にデリケート。以前、最終決定前にメディアが書いてしまい、内定していた移籍先との関係がこじれ、移籍がなしになった実例もある。

そういう事情もあり、清水航平のこれからについては、いい方向に向かうことを願いつつ、リリースを待ちたい。決まった後、しっかりと彼については書きたいと考えている。

さて、広島の補強は、あとは外国人FWを残すのみとなった。会見での足立修強化部長のコメントをご紹介しよう。


今回の新加入3人については(即戦力としての)戦力補強だと思っています。彼らは十分、J1で戦える力がある。

今回、チーム編成をやってきた結果、多くの選手たちが残留してくれて、レンタルバックも2名。監督は新しくなりますが、ここ数年の積み上げをさらに継続していくことになります。森保一監督、ヤン・ヨンソン監督、城福浩監督と代々の監督が継続してくれたこと、アカデミーで選手を育成してきたこと、クラブ全体として積み上げたことで、来季も勝負していきたい。2022年、自信をもって、このメンバーで闘えると思っています。

新外国人選手の獲得については、まだウインドウもあいていますし、足りないピースはスキッベ監督と相談しながら、考えていきたい。


考えないといけないのは、チームというものは保有戦力の数が決まっているということ。もちろん、それはクラブによって、あるいは時期によって変動はあるのだが、予算に応じてどうしても枠が決まってくる。ACL期であれば無理をしてでも増員する必要もあるが、そうでなければ広島の場合はだいたい、30人前後。今季は29名ということで、昨年のスタート時よりも2人の増員である。そして、外国人選手との契約を考えれば、最終的には30人ということになるだろう。

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