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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【コラム】東京クラシック特別コラム 東京V⇒町田(2016/03/25)

●『町田日和』の読者に寄せて
FC町田ゼルビアの皆さん、はじめまして。『スタンド・バイ・グリーン』のライター海江田です。『町田日和』の郡司聡編集長から連絡があったのは、22日(火)のこと。近所の定食屋で晩御飯を食べているときだった。着信の瞬間、びっくりしたね。ひじきの煮物をつまむ箸がビタッと止まったよ。僕も食べ終わったら電話しようと思っていたところだった。用件は同じ。「東京クラシックに向けて、一緒になんかやんない?」である。なにこの以心伝心。ちょっとキモいとすら思った。

僕ら、ふだんは別に仲よしってわけじゃないからさ。寝る前の「おやすみ」のメールは毎日欠かさないけど(うそだよ)。読者を楽しませたい気持ちが旺盛なだけで、そのためなら悪魔との契約も辞さない。そういう人種なんだ。東京クラシックのような特別なゲームは、人と人を結びつける力があるということなんだろう。
郡司さんと二言三言交わした結果、双方の読者に向けてコラムの交換をすることになった。では、味の素スタジアムでお待ち申し上げております。友だち誘って、たくさん来てね。

■行き場をなくした自分を

「町田には感謝していますよ。2012年、ヴェルディとの契約は残っていたのにいられない状況になって、放り出された僕にプレーの場を与えてくれたクラブですから。あのときは町田のフロントの方々、チームメイト、サポーター、皆さんとてもよくしてくれました」

平本一樹はFC町田ゼルビアの選手だった1シーズンをそう振り返る。簡単に言えば、当時の平本はつまはじきにされたのだ。移籍の手助けをしてくれるエージェントもおらず、自らあちこちに電話をかけてチームを探したという。それで、一番最初に声をかけてくれた町田でプレーすることを決めた。

以前、平本に話を聞いているとき、ざっくばらんに過去の足跡をたどったことがあった。

「僕の場合、どういうわけか常にぶつかっちゃうんです。相手が誰だろうともれなく衝突する。ということは、自分のほうにもどこか問題があるんでしょうね」

平本さん、そんなことないですよ、と打ち消すべきなのかもしれないが、僕も彼のこれまでの行状を知らないわけではない。そうだね、と短く返した。

「だから、4年前の東京クラシック、2012年のヴェルディ戦はふざけんなという気持ちでやりましたよ。ところが、第1戦は僕がセットプレーで杉本健勇(セレッソ大阪)のマークを外し、そのゴールが決勝点となって1‐2で負けてしまった」

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