【マッチレポート】J2-29[H] 大分トリニータ戦『猛威を振るう泉澤タイフーン』(18.8.19)
2018年8月18日(土)
J2第29節 東京ヴェルディ vs 大分トリニータ
18:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]9,214人 [天候]晴、弱風、気温24.8℃、湿度54%
東京V 0‐0 大分
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3 井林章
DF5 平智広
DF24 奈良輪雄太
MF8 内田達也
MF16 佐藤優平(75分 アラン)
MF38 梶川諒太
FW35 藤本寛也
FW6 泉澤仁(90+1分 李)
FW9 ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志、4香川勇気。MF17李栄直、20井上潮音。FW7アラン・ピニェイロ、11林陵平)
監督 ロティーナ
■ゆらっと抜きにかかり、まるで瞬間移動
開始10分を過ぎ、主導権を握るのは大分トリニータ。流れをつくるのは、一つひとつの小さなプレーの積み重ねだ。東京ヴェルディは、くさびのパスを受けたドウグラス・ヴィエイラが潰され、ルーズボールで競り負け、ポゼッションで優位に立てない。
最初の決定機も大分。21分、東京Vは左サイドを崩され、前田凌佑にシュートを打たれるが、田村直也のブロックで難を逃れた。前節のモンテディオ山形戦、田村はJリーグ通算300試合出場を達成し、試合前には同100試合出場の奈良輪雄太とともにセレモニーが執り行われた。
そうして、大分がポゼッションを着実に強めていく。注目された中盤のつばぜり合い、ボールの握り合いで東京Vは敗れた。だが、サッカーはそこで勝負が決するわけではない。刻々と変化する状況を見ながら、読みを利かせ、判断を下していく頭脳戦だ。戦況を見誤り、無謀なプレーを仕掛けると痛い目に遭う。
一旦、引かざるを得なくなった東京Vが態勢を整え、反撃のチャンスをうかがうべく切り替えていくさまがとても面白かった。
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