「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-9[H] FC琉球戦に向けて ~ホワイト監督、梶川、藤本、平~(19.4.12)

「ポイントごとに見られる緩み、甘さを取り除いていかなければ」と梶川諒太。

「ポイントごとに見られる緩み、甘さを取り除いていかなければ」と梶川諒太。

13日のJ2第9節FC琉球戦(14:00 味の素スタジアム)に向けて、ギャリー・ホワイト監督、梶川諒太、藤本寛也、平智広は次のように話した。

DF5平智広
――第7節の水戸ホーリーホック戦の試合後、ミックスゾーンの手前で平選手と井上潮音選手が話し合っていましたが、あの場ではどんな考えのすり合わせを?
「あのゲームは相手のプレスが強かったので、ボランチがかなり苦しかったんですね。位置を下げても、もっと前向きでボールを持てるようにしたほうがいいのではないかというのが僕の考えでした」

――それを前節のモンテディオ山形戦で生かした。
「何度かそういうシーンをつくり、左サイドでボールを持てる時間もありました。そこから先はまだこれから。前にパスの出しどころがないときは、前線の動き出しの問題だけではなく、チーム全体の責任です。どうやってボールを運んでいくかを後ろから組み立てていく必要がある」

――琉球にはユース時代の同期である富所悠選手がいます。
「あの頃のチームで一番巧かった選手。昔と比べて、だいぶ変わったんじゃないですか。以前は自分のやりたいプレー、好きなプレーを選択し、パフォーマンスにもムラがあったほうですけど、いまは攻守ともチームのためにプレーし、周りの信頼を得ている」

――琉球の攻撃陣はリ-グトップの15得点を叩き出しています。
「非常にアグレッシブで、攻守の切り替えも早い。セカンドボールを素早く回収し、状況を見ながら縦に仕掛けてきたり、裏に蹴ってくることも。先手を取っていかないと、ディフェンスとしてはきついですね」

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