「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-11[A] アビスパ福岡戦『ゴールの可能性を高める相乗効果』(20.8.13)

2020年8月12日(水)
J2第11節 アビスパ福岡 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ ベスト電器スタジアム
[入場者数]2,655人 [天候]晴、弱風、気温30.9℃、湿度62%

福岡 1‐3 東京V
前半:0‐2
後半:1‐1
[得点]
0‐1 佐藤優平(11分)A小池純輝2
0‐2 小池純輝(44分)A福村貴幸3
0‐3 佐藤優平(57分)A福村貴幸4
1‐3 遠野大弥(74分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF2   若狭大志
DF5   平智広
DF16 福村貴幸(78分 森田)
MF24 奈良輪雄太
MF36 藤田譲瑠チマ
MF9   佐藤優平
MF11 井出遥也(88分 山本)
MF20 井上潮音(88分 阿野)
FW19 小池純輝(56分 山下)
FW25 端戸仁(78分 澤井)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF3近藤直也。MF14森田晃樹、4澤井直人、21山本理仁、30阿野真拓。FW48山下諒也)

監督 永井秀樹

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■先制、中押し、ダメ押し

相手のパスをカットした藤田譲瑠チマが、そのまま前にボールを運んでいく。ドリブルで相手を充分に引きつけてから、中央にパス。これを小池純輝がフリックし、後方からフリーで走り込んだ佐藤優平が難なくシュートを突き刺した。

11分、アビスパ福岡の4人のディフェンスを手玉に取った、東京ヴェルディの先制点のシーンだ。個人技とコンビネーションが融合した、お手本のようなゴールである。

「あそこのスペースに入っていく意識は持っていましたね。3対2のトレーニングはよくやっていて、後ろから優平が走ってきているのも感じていました。ボールによっては自分でシュートを打つことも考えていましたが、ディフェンスがきていたので、フリックという選択を」(小池)

東京Vの追加点は、そう語る小池の頭からもたらされる。

(残り 2020文字/全文: 2811文字)

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