「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-12[A] 水戸ホーリーホック戦に向けて ~永井監督、阿野、福村~(20.8.15)

ついにトップデビューを果たし、プロの第一歩を踏み出した阿野真拓。幸あれ!   ©TOKYO VERDY

ついにトップデビューを果たし、プロの第一歩を踏み出した阿野真拓。幸多からんことを祈る。   ©TOKYO VERDY

16日のJ2第12節、水戸ホーリーホック戦(19:00 ケーズデンキスタジアム水戸)に向けて、永井秀樹監督、阿野真拓、福村貴幸は次のように話した。

DF16福村貴幸
――前節のアビスパ福岡戦は2アシストの大活躍。小池純輝選手のゴールにつながったフリーキックは、どういった狙いを持って蹴りましたか?
「キーパーとディフェンスの間、ファーサイドのポストを狙って。コース、高さともにイメージどおりのキックができました」

――次に、左サイドからグラウンダーのクロスで佐藤優平選手の2点目をアシスト。
「(端戸)仁くんか優平くんのどちらに合わせようか考え、仁くんのほうが相手に締められたので優平くんのほうに。浮き球の選択肢はなかったです。ここはゴロだと」

――これで、今季早くも4アシストをマークし、チームトップです。昨季、J3アシスト王の経歴に偽りなしといったところですが、結果を出せる理由についてはどうお考えですか? プレーに関して心がけていることがあれば、聞かせてほしいです。
「う~ん」

――状況は一つひとつ異なり、同じものはないですもんね。
「一番は、人によって違いがあるのを知ること。仁くんならこういう動き方をすると理解し、味方の動きをよく見ておくようにしていますね。そして、いつでもパスを出せるところにボールを置くのを大事にしています」

――3試合目の先発出場で、手応えは大きくなっていますか?
「そろそろ自分のよさを出していかなければいけないので。個人、チームともに結果を出していくことを意識していました。その点、福岡戦で3点入ったのはいいこと。もっと支配できる場面があり、より多くの崩す形をつくれたらよかったですけどね。追求すべきことは山ほどあります」

――次節の相手、水戸の印象は?
「チーム全員がハードワークでき、特に2トップはいい選手だなあと思います。自分たちが主導権を握り、得点できるかがポイントになる」

――暑い日が続きます。コンディションを維持するのは大変なのでは?
「夏よりは冬のほうが好き。ただ、自分の場合はナラくん(奈良輪雄太)や平(智広)くんほど試合に出ていないので、疲労どうこうは言えない立場です」

――読売ジャイアンツのファンでもある福村選手。現在、首位を走る巨人、シーズンの行方はいかがでしょうか。
「さっきもDAZNで試合を観ていました。今年は優勝するのでは。昨年、日本シリーズでボロ負けした雪辱を遂げ、シーズンの最後に勝てるようにがんばり……、がんばってくれると思います」

(残り 2049文字/全文: 3207文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ