宇都宮徹壱ウェブマガジン

締め切りの嵐と新シーズン開幕 徹壱の日記2017 2月20日(月)~2月26日(日)

2月20日(月)晴れ@東京

 6時40分起床。新しい一週間が始まった。今日は取材がない代わりに、コラムを3本(できれば4本)仕上げなければならない。朝食後、まず取り掛かったのがスポナビの大型企画「Jリーグ25周年」。第1回は、1994年に世界中のスター選手が相次いでJリーグに参戦した時代について、現役セレソンのレオナルドを獲得した鹿島アントラーズを中心に描いてゆく。先月末からの鹿島通いは、実はこの企画の取材のためであった。当時選手だった石井正忠監督、アシスタントコーチだった鈴木満強化部長の言葉を厳選しつつ、前後編のバランスを考えながら組み立ててゆく。

 つけっぱなしのTVでは、金正男暗殺の続報として、防犯カメラが捉えた彼の死の直前の模様を何度もリプレーしていた。「あ、だいぶ弱っている感じですねえ」というアナウンサーのコメントが、何だか動物実験の実況を見ているようで気分が悪い。死に対しての尊厳というものを、もう少し考慮してほしい。

 昼食は、昨夜のブリのトマト煮の残りをフランスパンと共に。鹿島の原稿は前後編を16時に何とか書き上げて入稿。「面白かったです!」というスポナビ編集部からのリアクションに、少し安堵する。続いて先週分の日記をまとめて17時に入稿。さらに「Jリーグ25周年」企画の前口上に着手する。カミさん、19時40分ごろ帰宅。夕食の準備を任せて、ひたすら原稿に向き合う。21時に前口上を入稿。これで本日の最低限のノルマは果たした。

 夕食は常夜鍋を日本酒と共に。入浴後、チェックから戻ってきたいわきFCの原稿を確認して、明日入稿する佐藤寿人&村井満Jリーグチェアマンの対談原稿の仕込み。こちらはさほど悩まずにまとめられそうだ。少し安心して、午前0時30分に就寝。

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