宇都宮徹壱ウェブマガジン

突然の代表監督解任、西野新監督就任、そして鳥取取材 4月9日(月)~15日(日)

4月9日(月)晴れ@東京

 6時起床。ハリルホジッチ監督の去就が気になって、思わず早起きをしてしまった。NHKの朝のニュースは、この件にはまったく触れず。JFAからのリリースも届いていない。しかしネットを見ると、すでに「ハリル解任」が既成事実のように語られ、「今日の14時(あるいは16時)にJFAハウスで会見」という報道まで流れている。

 朝食後、再びネットをチェックすると、ついにNHKで速報が入った。やはり解任。「この3年間は何だったの?!」とカミさんが激怒する。気持ちはよくわかる。わかるけれど、こっちに八つ当たりするのはやめて欲しい。怒りに震えながら出勤するカミさんを見届けてから、久々にtwitterに連投。このところ宣伝しかしていなかったので、フォロワーが隨分目減りしていたのだが、連投で一気に300人以上増えていった。

 とはいえ、いつまでもタイムラインばかり見ているわけにもいかない。とりあえず今治の原稿を仕上げて、さらにtotoの予想原稿も入稿しなければならないのであった。雑念を振り払いながら、何とかこれらを済ませて13時に自宅を出る。途中、吉祥寺で昼食を摂り、14時20分にJFAハウスに到着。案の定、周囲はメディア関係者でごった返していた。今日の田嶋幸三会長の会見は16時と決まったが、何が起こるかわからないということで、早めに記者ルームで待機。スポナビからもK村さんが応援に来てくれた。

 16時からの田嶋幸三会長の会見はこちら。この会見を受けてのコラムはこちらに書いたとおりである。私たちは、ある意味、歴史的な場面に出くわしているのかもしれない(もちろん、ネガティブな意味で)。これが日本代表の「終わりの始まり」とならないことを願うばかりである。

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