宇都宮徹壱ウェブマガジン

サウジアラビア戦、ベトナム戦、そしてイラン戦に向けて 1月21日(月)~27日(日)

1月21日(月)晴れ@シャルジャ

 9時30分起床。新しい1週間はUAEのシャルジャから。昨日は夜明け前まで作業していたので、少しばかり寝不足だが強い気持ちで乗り切ることにしたい。まずはアップされたコラムをチェックしてから朝食。その後、先週の日記をまとめて、推敲したのちに入稿する。

 12時すぎにホテルを出発。タクシーに乗って、シャルジャ・フットボールスタジアムに向かう。当地のタクシーはどういうわけか、道を知らないドライバーばかりで、今回もそうだった。仕方がないのでGoogle Mapでナビゲートすることに。幸い、道を間違えずに現場に到着することができた。

 シャルジャの会場は、この日の日本対サウジアラビアが最後の開催。アブダビやドバイの会場に比べると、ずいぶんと古めかしくて狭い施設であったが、それでも国内3番目の広さを誇る首長国を開催地から外すわけにはいかなかったのだろう。メディアルームに到着すると、多くの日本の同業者でデスクが塞がっていた。

 15時キックオフの試合については、こちらに書いたとおり。日本がポゼッションで極端に下回る珍しい展開だったが、隣の記者席にいた北健一郎さんと意見交換しながら見ているうちに、いろいろ腑に落ちる試合展開だったことに気付かされる。同じ10のスコアでも、オマーン戦に比べれば遥かに収穫のある試合だった。

 いずれにせよ、ラウンド16を無事に突破できて、少しほっとすることができた。試合後の森保一監督の会見WMにアップして、17時30分に撤収。シャルジャでの試合開催は今日が最後ということで、ボランティアスタッフがあちこちで記念撮影をしていた。帰りのタクシーがまたしても道を間違えたため、ホテル帰着は18時すぎになってしまった。

 いったん荷物を置いてから、近くの食堂で夕食。マトンのケバブをナンのようなパンに巻いてコーラと共にいただく。その後は今日のコラムに集中。本当はもうひとつの原稿にも着手したかったのだが、思いのほか時間がかかってしまった。ようやくコラムを入稿したのが午前1時45分。明日の移動の準備をして、午前2時15分就寝。

森保ジャパンを韓国はどう見ている?ベテラン記者に聞いたアジアカップ中間評価

静岡の高校生の部屋からドイツ巨大フェスまで「電気グルーヴ」破天荒な2人の30

SNS時代の「ネクザ」が失った、昭和のヤクザ「ヤバさ」の本質

(残り 5599文字/全文: 6589文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ