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宇都宮徹壱ウェブマガジン

なぜアウォーズにはドレスコードがあるのか サッカーファミリーの厳粛な場での事故案件

 今年のJリーグアウォーズは、久々に現場で見ることはなかった。特にこれといった理由はなく、気がついたら取材申請が終わっていた、というのが実際のところである。最初は少し残念に感じていたのだが、DAZNで「あれ」を見てしまうと「行かなくてよかったかも」と気を取り直しつつ、「もし現場で『あれ』を見ていたら、どんなコラムが書けただろうか」とも思ってしまう。いつになく複雑な思いにかられてしまった、今年のアウォーズ。いちDAZN視聴者の観点から、所感(というより苦言)を述べることにしたい。

 まずは今年のアウォーズが、例年と異なっていた点を確認しておこう(以下、選手以外のタレントやアナウンサーも敬称略とする)。

・J1参入プレーオフ準決勝、そしてJ3最終節の当日に開催された。

・最優秀選手賞と得点王の仲川輝人(横浜FM)、ベストヤングプレーヤー賞の田中碧(川崎)はE-1出場のため欠席。いずれも韓国からの中継映像で参加した。

・スペイン人初のベストイレブン受賞となったアンドレス・イニエスタ(神戸)も怪我のため欠席。

・会場は横浜アリーナが使用できず(Mrs. GREEN APPLEのライブが行われていた)、都内のホテルにて開催。小規模感は否めず。

・今年の総合司会は、ナインティナインの矢部浩之とフリーアナウンサーの新井恵理那。お笑いタレントの総合司会起用は歴代初。

 さて、最初にDAZNの中継画面を見た時、ものすごーく嫌な予感がした。例年であれば冒頭の村井満チェアマンの挨拶は、優勝クラブの全選手がずらりと並んだ中で行われている。それが今年は、各クラブのフラッグを持った子供たちでお茶を濁していた。そしてもうひとつ、総合司会のツーショットを見ていると、どうしてもバラエティー番組を見ているような気分になってしまう。いくら『やべっちF.C.』の実績があるとはいえ、やはりアウォーズの厳粛な雰囲気にマッチしない人選だったと指摘せざるを得ない。

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