宇都宮徹壱ウェブマガジン

YFFF開催延期、二度目の白内障手術、そして気の張る撮影 1月11日(月・祝)〜17日(日)

1月11日(月・祝)晴れのちくもり@東京

 8時起床。体温36.3度。新しい1週間は自宅のある東京から。今日は成人の日。コロナ禍の影響で式典を取りやめたり、リモートに切り替えたりする自治体がある一方で、感染対策をとった上で予定どおり開催する自治体もあるようだ。私の時代と違って、今は「一生に一度」のイベントなのだそうだが、大酒を飲んでの大騒ぎだけは謹んでほしいところだ。

 朝食後、まずは先週の日記のまとめ作業。ルヴァンカップ決勝の取材以降、すっかり外出の機会が減ってしまったが、手術あり、緊急事態宣言あり、いろいろ激動の1週間だった。入稿後、散歩を兼ねて外出。2日後のカミさんの誕生日を祝うべく、食材をいろいろ買い込む。

 昼食は横手やきそば。14時から高校選手権決勝、山梨学院対青森山田をTV観戦する。青森山田のロングスローについては、SNS上でもいろいろな意見があったが、心情的には山梨学院のほうを応援したくなる。青森山田がリードして山梨学院が追いつく展開が二度続いた試合は、延長戦の末にPK戦にまでもつれて、最後は山梨学院が11年ぶりの優勝を果たした。

 試合そのものも面白かったが、それ以上に興味を引いたのが両校の応援が完全リモートで行われたこと。無人の埼玉スタジアムの大型モニターに、地元で応援する高校生たちの姿が映し出される。1年前の選手権では、まったく想像できなかった光景が、そこにはあった。こうした選手権の風景は、今年限りのものに終わるのだろうか。いずれにせよ、緊急事態宣言の中、無事に大会を終えることができたのはよかった。

 その後、UGさんのインタビュー原稿をブラッシュアップしてチェックにまわしてから「フットボールの白地図」の写真をチョイスする。今週は千葉県と静岡県。いずれも複数のJクラブがあるので、いろいろ構成要素が多いので迷う。Jクラブがない県とは違った工夫が必要だが、ここが腕の見せどころだ。

 18時30分に今日の仕事が終了。風呂に入って、右目の手術から初めて洗髪をする。夕食にタコのポルトガル風リゾットを作り、カミさんが作ったスープと合わせて白ワインでいただく。カミさんの誕生日は、ちょうど左目の手術で酒が飲めないので、ささやかな宴を催すことができた。明日は重要なミーティングが1件あるので、今日はさっさと休むことにしよう。22時45分就寝。

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