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フットボール タイランド

東南アジアライター通信|【第5節:新型コロナの影響とリーグ再開状況(ベトナム編)】

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コロナ対策の優等生ベトナム。サッカーリーグも経済も独り勝ち…のはずが?

ベトナムは世界各国から、新型コロナ対策の優等生と言われてきた。昨年1月末に国内で最初の感染者(中国人親子)が見つかると、すぐに中国との国境を閉鎖。続いて空路も閉鎖して水際対策を強化した。それでも市中感染の拡大を完全に防ぎ切ることは出来なかったが、共産党一党独裁のベトナムは政府の対応が早く、国内感染者がまだ1桁台の時点でグエン・スアン・フック首相が全国に流行宣言を発令。流行地域では村や都市を丸ごと封鎖するという強硬策をとり、流行拡大を最小限に抑えてきた。コロナ禍で観光業や飲食業は大打撃を被ったが、そんな中でもベトナムは2020年の国内総生産(GDP)成長率+2.9%とプラス成長を維持した。

コロナ禍で開催されたVリーグ2020は2度の中断を経て、ベトテルFCの優勝で幕を閉じた

昨年は外出自粛などで我慢の時を過ごしたこともあり、多くの国民が娯楽に飢えていた。娯楽の一つであるサッカーについては、代表戦が一切開催できなかったこともあって、国内リーグが例年以上に注目された年だったように思う。コロナの影響でVリーグ2020は当初の予定から1か月遅れの3月上旬に開幕。感染予防のため第2節まで無観客試合で行われたが、その後、一部地域で移動制限が発令され、リーグは2か月半の中断を余儀なくされた。

この間、社会的隔離措置(ロックダウンに相当)を含む対策を実施し、効果的な封じ込めに成功したことを受け、6月上旬には世界に先駆けて観客を迎え入れる形で国内リーグが再開。マスクの着用、アルコール手消毒、検温などが義務付けられたが、人気カードは1万人を超える観客を動員。密状態となったスタジアムの様子は世界各国のメディアで驚きを持って報じられた。

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