「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【オフレポVol.3】栃木SC ”子煩悩”菅和範のオフの過ごし方。得意のBBQも家族への感謝を伝える大事な時間。

5月1日のFC東京U23戦以来、左サイドバックとして先発出場を続ける菅和範。その間、チームは負けなし、26日の琉球戦も勝利して5連勝と上昇気流に乗る。それでも「まだまだ(自分は)うまくならないといけない」と、菅の思考はさらに上向き。自分を常に温かく見守ってくれる家族への思いを胸に、ピッチに立ち続ける。(文 永島一顕)

 

菅宅にはBBQ用のコンロなどセット一式が揃う

 

「現状に満足している試合は一つもないし、自分もそんな状況ではない。目指すべきところを見すえ、やらなきゃいけないことをしっかりやっていきたい」

好調なチームで左SBとして定着しながらも、彼の表情からは緊迫感が伝わってくる。試合に出るだけでなく、副主将として廣瀬浩二主将を支えるチームの屋台骨としての立場でもあり、試合、練習と常に奔走するからこそ出た言葉だろう。

 

その菅の心の支えとなっている一つが家族の存在だ。試合、練習が終わると妻と1歳の息子が待つ家へと帰る菅は、「家族がいることで今まで(一人のとき)にはない感情が生まれたのを感じている」。子どもと一緒にいるときは「疲れていても良い疲れに感じられ、リラックスできる」。

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