「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第29節アビスパ福岡戦 激戦必至。勝負のキワはいつも以上にセットプレーにあり。

前節新潟にアウェイで3対0で快勝した栃木。2連勝を飾り、これで後期戦は7戦負けなし。好調を維持する。今節の相手は4位福岡。こちらも2連勝中、J1昇格に向けて勢いを加速させている強敵だ。そして前回対戦では悔しい負けを喫した相手。難しい試合になるが、今の栃木ならば勝機は十分にある。激戦必至。だが何としても勝ってさらに上へと歩みを進めたい。今節は栃木県グリーンスタジアムで19時キックオフ。

3戦連続ゴール中の大黒将志。次の1点が今季10ゴール目、前人未到のJ2通算100ゴール目となるが、今の大黒とチームならばあっさり決めてしまうかもしれない。

 

勢いか、本物か。それが判別される試金石となる一戦だ。

岐阜、新潟と快勝した栃木。後期戦は7戦負けなし。7戦の失点数はわずかに2。栃木は28節終了時点で、9勝8分11敗、勝点35で15位まで順位を上げ、今節は今季初となる3連勝が懸かる。

 

だが、対する福岡も好調だ。現在、甲府(○2-1)、水戸(○2-0)に勝って連勝中。13勝7分6敗、勝点46で4位につける。残りは14試合。昨季、福岡はJ1昇格プレーオフ決勝まで進みながら、最後に名古屋に惜敗して昇格に失敗した。その苦い経験を今まさにエネルギーに変えようと一つにまとまっている。

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