「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第31節ファジアーノ岡山戦 堅守とセットプレーに強みを持つ者同士の我慢比べ。焦れずに戦い、初の5連勝を。

前節は熊本に1対0で勝利し、これで9戦負けなし4連勝とした栃木。そして今節ホームに迎えるのは9位岡山だ。前回対戦は2節のアウェイ。序盤の連続失点で0対3と大敗を喫した相手だ。あれから28試合を消化、栃木が成長した姿を見せつけるべき試合だ。今節は栃木県グリーンスタジアムで19時キックオフ。

前節は西谷優希の途中投入から流れが変わった。堅いゲームが予想される今節、前節同様に見せ場を作れるか。

堅守、セットプレーに強みを持つ者同士の我慢比べ

9戦負けなし、4連勝。

前節はアウェイながら時間の経過とともに熊本を圧倒。オウンゴールの1点に留まったが、自分たちの崩しから奪ったと言えるゴールで、ゴールに至るまでの攻撃回数も非常に多かった。攻撃をしているときのリスクマネージメントも非常に集中できていて、攻撃をしながら守備の時間を減らしそのまま押し切ったというゲームだった。

「今季のなかでは結果も内容もすごく良かったゲーム」(横山雄次監督)

チームは手応えを感じている。しかし引き続き慢心はない。今節も好守のキーマンであるヘニキは出場停止だが、ここを乗り切ればシーズン最終盤の目標設定を確信をもって上方修正できる。

(残り 1979文字/全文: 2546文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ