「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【インタビュー】栃木SC J2の荒波に乗るか、飲まれるか――。横山雄次監督の実感。

 

以下、SPRIDE10月1日発売号(下野新聞)と本サイト掲載を兼ねたインタビューを実施したのは9月1日の32節岡山戦の3日後。9戦負けなし4連勝しているチームが岡山に敗れ、10試合ぶり敗戦を喫した直後のタイミングだった。なぜ勝てなかったチームが好調の波に乗れたのか、そして昇格や残留が大きく圧し掛かる残りの試合をどう展望しているのか、このタイミングで聞いておきたいと思った。

このときの横山雄次監督のコメントは、岡山戦後の2試合を連敗したチームの現状をある意味で予見するものだった。インタビューの一部を再構成してお届けする。(インタビューは9月4日に実施)

 

 

――今季のチームの強みの一つは運動量だと思いますが、それは監督も感じていますか?

それはあると思います。チームとしてそこは外さないという雰囲気になっている。これも(西谷)和希を例に挙げますが、彼はJ3の2年間は4-4-2のサイドハーフでプレーし、試合によっては相手のサイドバックの攻撃参加に対して自陣深くまでマークに付かないといけない、というタスクもありましたが、もともと彼が持っている強さに加えてタフなハードワークをやり切ってくれました。チームとしても、J3でいい意味でボールを動かしながら、というサッカーよりも、ハードワークをベースにしたサッカーで戦ってきたことが今に活きていると思うし、栃木の色や伝統になっていると思います。

 

――逆に、ここからは暑さも和らいで試合終盤に相手の運動量が落ちない、となると相対的に栃木の武器が活きにくくなるのかなと思います。

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