「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【全選手レビュー2018】 栃木SC 川田拳登 シンデレラボーイから成長する瞬間。

29 MF 川田拳登

27試合出場(1787分)/27試合中1得点

 

若手が殻を破り捨てて成長を掴み取る――。その過程を目撃できたシーズンだった。

シーズン序盤は控え。右ウィングバックは久富良輔の指定席だったがチャンスを待った。転機は21節千葉戦の翌週のことだ。

いつもどおり全体練習後にクロスボールの個人練習をしているときだった。

「もっと一本一本に気持ちを見せろよ!」

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